カテゴリ:解説( 4 )

パワーハラスメントにご用心

年齢が上、立場が上、経験が豊富、あるいは私物化など
力関係において優位な立場に立っている人が陥りやすい思い込みが
「私には相手の本音を知る権利がある」というものです。

親が子の、夫(妻)が妻(夫)の、年長者が年少者の話を聞いて、
「相手の言いたいこと」を想像するとき、
「本音だけど言いたくないこと」を「言いたいこと」だと決めつけて、
“確認型応答”のつもりで応答すると、
相手が黙ってしまったり、反発を買ったり、
何とも言えない嫌な空気が漂ったりすることがあります。

こういう体験をした場合、
確認者は、確認型応答のつもりですから
確認型応答は役に立たないなどと苦情を頂くことがあるのですが、

実は「言いたいことの要点確認」になっていなかった、
つまり結果的に“反応型応答”だったことを説明すると、
多くの方が驚かれます。
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by 1taisetu | 2008-11-12 14:02 | 解説

本音 ≠ 言いたいこと

浅野良雄氏 考案の 話の聴き方のコツ 
<対話法>には たった一つ原則があります。

自分の考えや気持ちを言う(=反応型応答)前に、
相手が言いたいことの要点を 相手に言葉で確かめる
(=確認型応答)。

2002年2月から<対話法>の普及に係わり始めましたが、
この間 幾度となく 言いたいことを言っているとは限らないことを
体感してきました。

     言っていること・言ったこと ≠ 言いたいこと

日常の中で“確認型応答”を使ってみると、
話し相手がいつもと違って饒舌になったり
ホッとした表情になったり
さっぱりしたり しみじみしたり 穏やかな表情になったりと

言いたいことを確認してみて良かったな
と思えるような変化に出合います。
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by 1taisetu | 2008-06-04 10:00 | 解説

食育や住育に継いで・・・「聴育」があってもいいんじゃない!

4日前、たかおさん(マイミク)の日記で「住育」という言葉に初めて出合いました。
宇津﨑 光代さんの生き生きした積極的なブログを読んでいるうちに、
『姿勢道』や<対話法>で私がやろうとしていることを「聴育」と表現してみようかしら、
という想いがむくむくと湧いてきました。

そこで、(財)食生活情報サービスセンターの「食育」の定義を参考にして、
現時点での「聴育」を定義してみます。

聴育とは、
国民一人一人が、生涯を通じた平和的な相互理解の実現、
家族・友人・職場・地域などあらゆる場面において、人間関係の調和が図れるよう、
自らの話の聴き方について考える習慣や
聴き方に関する様々な知識と
聴き方を活用した問題解決力を楽しく身に付けるための学習等の取り組みをさします。(案)


いかがでしょうか。私の目指しているものが伝わると嬉しいのですが。
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by 1taisetu | 2007-05-18 10:00 | 解説

応答の種類

<対話法>は、話の聴き方のコツです。<対話法>では、応答を2種類に分類して区別します。
自分の言いたいことを
反応型応答
相手の言いたいことの要点を相手に言葉で確かめることを
確認型応答
と呼んでいます。
同意・否定・批判・意見・評価・なぜ?どうして?という疑問などは、全て自分の言いたいことですから、反応型応答に属します。
反応型応答をする前に、確認型応答をする
これが、<対話法>唯一の原則です。単純で簡単なのですが、日常生活の中では、お互いの言いたいことを確認することは省略してきましたから、最初は案外難しく感じます。
ところが、<対話法>には、効果的な練習方法も用意されているので、自転車・自動車の運転、あるいは、スポーツのコツを掴むのと同様、練習次第で身につけることが可能です。
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by 1taisetu | 2006-12-09 15:00 | 解説