「今日はどうしたんだろう?
いつもはこんな風に人に話したことはないんです・・・」 話している本人が自分で驚くほど話をしてしまった、 こんな感想を頂くのが、何よりも嬉しいのです。 浅野良雄氏(群馬県桐生市在住の心理カウンセラー)考案の 話の聴き方のコツ<対話法>を身につける会が <対話法>の会です。 福島対話法研究会では 毎月第1土曜日の午後1時30分~3時30分 定例会を開催していますが、 年初は書き初めになぞらえて お聴き初め(オキキゾメ)を開催しています。 2003年から始めたお聴き初めは 今年で7回目。 1月4日(日)午後1時30分~3時30分 福島県男女共生センター 特別会議室 参 加 費1000円(未成年半額) テキスト 600円(初参加の方) あなたは、誰かと話した時、 冒頭のような感想を言われたことはありますか? 「話しやすいなぁ」とか「また、話したいなぁ」 と相手に感じていただけたなら、 あなたは、もう聞き上手の一員です。 今まで、聞き上手と呼ばれていた人でも、 話の聴き方のコツ<対話法>を意識しながら対話すると、 上級の聞き上手に成れるのです。 上級の聞き上手を目指し続ける決意を固めに来る人 上級の聞き上手に話を聞いてもらいに来る人 上級の聞き上手との出会いを求めてくる人 「完璧なコミュニケーション・マニュアル」はつくれません。 なぜならば、コミュニケーション・シーンは千差万別だからです。 常に100点は取れませんが、 常に60点以上を取るには、<対話法>が役に立ちます。 さらに、 このスキルを身につけると、 うっかり落第点を取ることも避けられるようになります。 私が、一人でも多くの方に <対話法>をお知らせしたいと思う理由は、 <対話法>が『良質なコミュニケーション・マニュアル』 であるにもかかわらず 理屈抜きで練習した小学生にも 身につけることができるからです。 今年は、 こどもと接する機会の多い方たちへ <対話法>をお届けすることを重点目標として参ります。 よろしければ、 この記事をお読みいただいたご縁にすがって、 <対話法>出前講座の派遣先をご紹介下さることを 心よりお願い #
by 1taisetu
| 2009-01-03 11:32
| お知らせ
昨日(11月21日)は午後から 3・4年生向けに
◆2007年流行語“KY”からの学び『あなたはどんな空気ですか』90分 ◆『こころの通う<対話法>』ー平和を創造する手段としての話の聴き方を体験するー90分 という二種類の講座を出前させていただきました。 講座の詳細はさておき、 (数日後に、別ブログ『こんにちは!福島対話法研究会です』に詳細を記す予定) 終了後、研究室で交わした対話から問題を作成したので、 発言者(私:1taisetu)の言いたいことを想像してみてください。 あれかも知れない・これかも知れないと 「言いたいこと」を5つ以上挙げてから、 確認型応答言葉に書き直してみてください。 発言者は「私」なので、今回は確認型応答へのお返事もできます。レッツ チャレンジ ここから設問です。 発言者(私:1taisetu) 「最近の大学生は、提出物を手書きすることが少ないのでしょうか?」 ※簡単に状況説明します。 講座を終えて研究室に戻りました。 くつろぎながら 受講者の「ふり返りシート」を手に持っています。 ※解答をこの記事のコメント欄に記しました。 #
by 1taisetu
| 2008-11-22 08:00
| 相手が言いたいことは?
年齢が上、立場が上、経験が豊富、あるいは私物化など
力関係において優位な立場に立っている人が陥りやすい思い込みが 「私には相手の本音を知る権利がある」というものです。 親が子の、夫(妻)が妻(夫)の、年長者が年少者の話を聞いて、 「相手の言いたいこと」を想像するとき、 「本音だけど言いたくないこと」を「言いたいこと」だと決めつけて、 “確認型応答”のつもりで応答すると、 相手が黙ってしまったり、反発を買ったり、 何とも言えない嫌な空気が漂ったりすることがあります。 こういう体験をした場合、 確認者は、確認型応答のつもりですから 確認型応答は役に立たないなどと苦情を頂くことがあるのですが、 実は「言いたいことの要点確認」になっていなかった、 つまり結果的に“反応型応答”だったことを説明すると、 多くの方が驚かれます。 #
by 1taisetu
| 2008-11-12 14:02
| 解説
私は音大出身なのでゼミがどのようなものなのかよく知りませんが、
当日のテーマについて議論する場なのだと聞きました。 自分の意志で選択して参加するので、 テーマに関心のある学生が集まっているのですが、 ゼミであるにもかかわらず、指名しないと意見が出ないのだそうです。 (指名されれば意見は有る) 2007年度“KY”が流行語大賞を受賞しましたが、 どうやら非難や嘲笑されないために様子を伺っている 空気を読み取り中・・・らしいのです。 因みに KY は、 若者たちがその場にそぐわない言動をする人の耳元で 「空気読め!」の意味を込めて「KY」とささやいたのが始まりで、 当人が席を外した後「あいつ KY だよな」のように 「空気を読めない人」の意も表すようになり、 阿部首相を評してマスコミが KY を使ったことから 全国区というか全世代に広がって、流行語となったようです。 ネット検索で知ったのですが 空気の読める人を指して KYR という言葉もあるそうです。 上記を知るに至って一つの疑問が生じました。 KY・KYR という言葉で空気を読む立場が強調されているけれど、 それぞれがその場の空気の一部(構成員)であることを忘れていないか。 どんな空気ならば安心して発言できるかを 考察してみる必要があるかも知れないと思いました。 対話法を使えば速やかにラポールを形成することが可能なのですが、 言葉を発する前段階の安心できる空気の形成にも一石を投じる必要性を感じました。 ※ラポールとは、 相互を信頼しあい、安心して自由に振舞ったり感情の交流を行える関係が 成立している状態を表す語です。 #
by 1taisetu
| 2008-06-23 23:00
| 分かち合い
浅野良雄氏 考案の 話の聴き方のコツ
<対話法>には たった一つ原則があります。 自分の考えや気持ちを言う(=反応型応答)前に、 相手が言いたいことの要点を 相手に言葉で確かめる(=確認型応答)。 2002年2月から<対話法>の普及に係わり始めましたが、 この間 幾度となく 言いたいことを言っているとは限らないことを 体感してきました。 言っていること・言ったこと ≠ 言いたいこと 日常の中で“確認型応答”を使ってみると、 話し相手がいつもと違って饒舌になったり ホッとした表情になったり さっぱりしたり しみじみしたり 穏やかな表情になったりと 言いたいことを確認してみて良かったな と思えるような変化に出合います。 #
by 1taisetu
| 2008-06-04 10:00
| 解説
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